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エンヤ「アマランタイン」

2005.12.10 Saturday | アンチエイジング

ついに出ましたね。エンヤの5枚目のオリジナルアルバム。

アマランタイン
前作の「ア・デイ・ウィズアウト・レイン」が出たのが2000年でしたので、実に5年ぶり。

このアルバムを知ったのは、つい先日のことなんですが、実は先月の下旬に既に発売されていたんですね。知らなかった(^^;
近所のCD屋さんでも山積みになっていたところを見ると、やっぱり売れるんですね。
エンヤのニューアルバムが出るのを心待ちにしていたのは、わたしだけではないみたいです。

早速わたしも、このアルバムを聴いてみました。
感想は――ひとことで言えば、「やっぱりエンヤだ!」って感じでした。
彼女の世界観は、前作から5年経った今も健在だなあ、と。

エンヤはアイルランド出身で、ケルト人の血をひいているのですが、彼女の曲からは、ケルト人の自然観・世界観が伝わってくるような気がします。
彼女の曲の特徴は「多重録音」なんですが、これによって、いにしえよりケルト人がアイルランドの自然から感じていた、あふれるエナジー、そして意識と空間の広がりを、聴く人に共有させることに成功しているように感じます。
空の高さ、雲の流れ、風のことば、草木のささやき、生き物たちの息遣い、宇宙から受け取るエナジー――彼女はたしかにケルト人の心の目を受け継いでいるのでしょう。

では、エンヤの歌が、なぜ日本でもヒットするのか。
これは個人的な解釈なんですが、ケルト人の自然観って、日本人のそれに通じるものがあると思うんです。
ケルトの宗教は、元々は自然崇拝の多神教だったとのことですが、これが縄文人の自然観に非常に似ている。

わたしたち日本人は、縄文人の血を引いています。生物学的な意味に限らず、ものの見方や感じ方にも、その血は影響を及ぼしている。
現代は無宗教の人が多い日本ではありますが、さまざまな自然現象の中に、人の力の及ばない世界を感じる人は、今でも多いのではないでしょうか――その感覚を引き起こすのが「縄文人の血」なのです。
エンヤの歌が、こうした日本人の感性にフィットするのも、不思議なことではないように思います。

もっとも、エンヤのアルバムは世界的にヒットしているわけから、こうした感性は、もしかすると、人間にもともと備わっているものなのかもしれませんね。

今は「師走」――エンヤの透明な歌声は、年の瀬のあわただしさで疲れきった心身をリフレッシュさせてくれることでしょう。
author : yuri | comments (0) | trackbacks (550)


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